米国の現物ビットコインETF、週間流入は約9.87億ドル 3週連続で累計38億ドルに

AI マーケットサマリー
米国の現物ビットコインETFは週次で純流入額9億8,690万ドルを記録し、3週間連続の累計を38億ドルに拡大しつつ、依然としてマイナスの年初来(YTD)のフロー残高を約マイナス10億ドル近辺まで縮小した。フローは単一の取引セッション(木曜日の7億3,100万ドル)に集中しており、散発的な機関投資家需要を示唆している。現物BTC ETFの総運用資産(AUM)は約1,013億ドル(完全希薄化後供給量の約6%)である一方、現物イーサおよびXRP ETFへの資金流入は急速に減速しており、相対的なBTC選好を裏付けている。
影響度
● 高い
影響を受ける資産
BTC/USDT+0.20%
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▲ 強気
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米国の現物ビットコインETFは、9月5日終了週の週間純流入額が9億8,690万ドルとなった。これで3週連続の資金流入となり、直近3週間の累計は38億ドルに達した。 一方、2026年初は資金流出が目立ち、年初来の純流入は依然として約マイナス10億ドル。直近3週の買い越しで赤字は大きく縮小したものの、まだ完全には解消していない。 週内の資金流入は偏りが大きかった。木曜日だけで約7億3,100万ドルの純流入を記録し、1月14日以来の単日最大を更新。翌金曜日は1億7,460万ドルまで減速した。金曜日の内訳では、ブラックロックのiShares Bitcoin Trust(IBIT)が1億1,740万ドル、フィデリティのWise Origin Bitcoin Fund(FBTC)が5,720万ドルの流入となった。 最新データによれば、米国の現物ビットコインETF全体の運用資産残高(AUM)は1,013億ドル。週中には一時1,033億ドルまで増加した。2024年1月の上場開始以降、累計純流入は556億ドルに積み上がっている。 ビットコイン価格は週を通じて8万ドル近辺で推移し、一時7万9,000ドルを割り込んだ後、約7万9,700ドルまで持ち直した。アルトコイン関連では、現物イーサリアムETFの流入が前週比74%減、XRP ETFは83%減となった。 2026年8月のビットコインETF流入総額は35億ドルで、2025年9月以来の高水準となった。 年初来が約マイナス10億ドルにとどまる点は、年初に起きた資金流出の規模が大きかったことを示す。現物ビットコインETFの合計AUM(1,013億ドル)は、ビットコインの時価総額に対しても無視できない水準だ。価格が8万ドル近辺の前提では、ビットコインの完全希薄化後時価総額(Fully Diluted Market Cap)はおよそ1.6兆ドルとされ、これらETFは将来存在し得る全ビットコインの約6%を保有している計算になる。