ブラジル産アラビカが流入へ、ICE認証在庫の底入れ急ぐ
ICE(インターコンチネンタル取引所)のコーヒー認証在庫が26年ぶりの低水準まで減少するなか、取引商社がブラジル産アラビカを大量にICE指定倉庫へ搬入する計画を進めている。主要トレーダーのOlamとルイ・ドレフュスは、12月限先物の現物受渡しに向けて最大20万袋の引き渡しを視野に入れており、ベルギー・アントワープ向けの出荷が足元で大きく増えている。
市場では2026/27年度に供給過剰が見込まれる一方、当面の在庫は平年水準を大きく下回る。さらにブラジルでの異常気象が収穫を遅らせていることも重なり、先物価格は1ポンド当たり約3米ドルの高値圏で推移している。