BTCが6.4万ドル台回復、ETHは1,800ドル到達 ショートカバーとETF資金流入が追い風

AI マーケットサマリー
BTCが6.3万ドルを上回り、約14日ぶりの高値となる6.47万ドル近辺まで上昇した動きは、ETHが1,800ドル方向へ反発したことと相まって、ショートカバーと現物ETFへの資金流入再開に牽引されたリスクオンの衝動を示している。IBIT主導でETFの純流入が5日連続となり、6月に続いた資金流出からの転換を示す一方、米雇用指標の軟化が利下げ期待を押し上げ、当面は暗号資産のベータに対するマクロ面の支援を補強している。
影響度
● 高い
影響を受ける資産
BTC/USDT+0.45%
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▲ 強気
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本日20時からライブ配信を行います(参加リンク)。講師のPaoです。昨夜の急変動で強気資金が主導した動きが入り、市場に目立つ変化が出ました。 【BTC】 昨夜、強気サイドの資金が想定外の仕掛けを入れ、重要レジスタンスの63,000ドルを力強く上抜けました。今朝6時ごろには14日ぶり高値となる64,729ドルを記録。足元は63,000〜63,500ドルで持ち合い、24時間で約0.4%高。日中レンジは62,400〜64,700ドルです。 ・上値の節目:64,000〜64,700ドル(利確が集中しやすいゾーン+本日の高値圏)。明確に上抜ければ65,500〜66,000ドルが次のターゲット。 ・下値の節目:63,000〜62,500ドル(ブレイク後の押し目・再確認ゾーン)。 【ETH】 BTCと同調して上昇し、24時間で1,728ドルから1,833ドルまで上伸。今朝は14日ぶり高値として1,813ドルに到達しました。現在は1,770〜1,800ドルで推移しています。 ・上値の節目:1,800〜1,830ドル。上抜ければ1,880〜1,900ドルが視野。 ・下値の節目:1,750〜1,770ドル。 【今回の上昇を支えた3つの要因】 1)ショートスクイーズ(ショートの買い戻し) 足元の反発は、主にショートカバーが牽引しています。7月4〜5日の清算は短期ショートが95%を占め、強制決済による買いが相場を押し上げ、追加のショート手仕舞いが受動的な成行買いを誘発する典型的なショートスクイーズとなりました。BTCは3日続伸で58,625ドルから64,042ドルへ約9.5%上昇した一方、Fear & Greed Indexは27と依然"恐怖"圏。広範な強気心理の回復というより、ショートの巻き戻し色が濃い局面です。 2)ETF資金フローの改善 ビットコイン現物ETFは純流入が5日連続となり、10日連続の流出局面を終えました。昨日の純流入は合計2億6,600万ドル。BlackRockのIBITが単日で2億900万ドルの流入を主導しました。機関投資家マネーは、持続的な流出から安定的な流入へと流れが変わりつつあります。 一方で、6月はビットコインETFの月間純流出が過去最大の40億6,000万ドルに達しており、足元の安定は"反転の初動"にとどまる点には注意が必要です。 3)マクロ見通しの変化 7月1日以降の約10%上昇は、FRB利下げ観測の強まりにも支えられています。直近の米雇用関連指標では新規雇用が57,000件にとどまり、市場予想を大きく下回りました。これを受け、9月会合で25bp利下げが実施される確率は市場織り込みで72%まで上昇。加えて、トランプ氏が暗号資産で"数十億ドル"を稼いだと公言したことが、暗号資産の政治的正当性や主流化のストーリーを補強しています。 今夜のライブでは、週後半に向けた売買戦略を整理します。BTCが64,700ドルを上抜けた場合の追随プラン、62,500〜63,000ドルへ押した場合のエントリー方法、具体的な注文水準とストップ設定まで解説します。20時にお会いしましょう。今回の急騰後に問われるのは持続性です。行動前に戦略を明確にしてください。 免責事項:本内容は筆者の個人的見解であり、投資家の市場理解を補助する目的で提供されています。いかなる投資助言でもなく、AiCoinの公式見解を示すものではありません。相場にはリスクが伴います。投資は慎重に行ってください。