10時間前
豪州の低成長が1990年代初頭以来の長期化へ、GDP成長率が2年連続で2%未満との予測
Deloitte Access Economicsは、オーストラリアのGDP成長率が本会計年度と次会計年度に連続して2%を下回り、1990年代初頭の景気後退後で初めてとなる見通しを示した。インフレ率は2026-27年まで4%前後で推移し、2026-27年は実質賃金がマイナスとなる一方、失業率は現在の4.4%から上昇して2027-28年に5%でピークに達すると同報告は見込む。DeloitteはRBAが8月会合で政策金利を1回引き上げて4.6%とする可能性を想定するが、市場は次の一手を利下げとみている。州別では西オーストラリア州の成長率が0.7%と、全国で最も低い水準になる予測だ。
10時間前
1日前
世界最大の債権国・日本、1ドル=162円の防衛線を割り込み波紋
日本円は1ドル=162円の「防衛線」を割り込み、一時40年ぶりの安値水準まで下落した。日本銀行は円安の歯止めに向け、外貨準備から1000億豪ドル超を投じて市場介入を行ったが、構造的な金利差はなお拡大している。日本が保有する1.2兆ドルの米国債を大規模に売却せざるを得なくなれば、米国債利回りの急騰やドル流動性の収縮を通じて世界の金融市場に波及し得る。こうした事態は2026年7月第1週に顕在化し、米財政赤字の拡大で国債残高が40兆ドルに近づく局面と重なり、システム的な流動性リスクを意識させている。
選択済み
1日前
7-1
オーストラリアで「11am–2pmの無料電力」導入、無料時間外の料金上昇で家計負担増の懸念
オーストラリアのアルバニージー政権は2026年7月1日、「Solar Sharer」制度を開始し、電力小売各社に対し、利用者が同意した場合に毎日11am–2pmの3時間を無料で供給することを義務付けた。無料時間外の電気料金は規制上限を超えない範囲で設定されるが、競争的な小売プランより高くなるケースがあり、非無料時間帯の単価が上がる動きが出ている。小売各社は、使用パターンを大きく変えられない家庭では総額の請求が増える可能性があると警告している。対象はニューサウスウェールズ州、クイーンズランド州南東部、南オーストラリア州で、ビクトリア州でも10月に同様の制度が始まる。
7-1
7-1
豪州政府、PwCやKPMGに監査とコンサル分離案 不祥事受け信頼回復へ
オーストラリア連邦政府は、PwCやKPMGなどの大手会計・コンサルティング企業の豪州での事業運営を大きく見直す規制改革を検討している。監査部門の分社化(構造的分離)や、同一顧客に対する監査と非監査サービスの併用制限、パートナー数の上限設定、監査任期の短縮などが盛り込まれる可能性がある。背景には、KPMGの機密情報アクセス問題やPwCの税制情報漏えいを受けた信頼低下がある。改革案には、ASIC(豪州証券投資委員会)の監督・執行権限を強化する方向性も含まれる。
7-1